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こんにちは。ズーです。

7月24日はセルフメディケーションの日であることを知っていますでしょうか。

今回はセルフメディケーションの日の詳細と、薬局との関わりをまとめてみました。

1.セルフメディケーションの日とは

日本OTC医薬品協会が2018年に7月24日をセルフメディケーションの日として、その日を含む月曜日から日曜日までをセルフメディケーション週間として制定しました。

この記念日や週間を中心に、セルフメディケーションとセルフケアの普及啓発活動を展開するため、日付が指定されています。

7月24日は国際セルフケアデーとして2011年から世界中で様々なイベントが行われており、セルフメディケーションの日もそれに合わせた形になります。

なぜこの日付なのかというと、週の内の7日間と1日の内の24時間、つまり24時間年中無休でセルフケアに勤しむことの重要性を示すという意味があります。

【セルフメディケーションの日】公式サイト

2.セルフケアの7本柱

セルフケアの7本柱

出典:日本OTC医薬品協会
セルフメディケーションの日を中心に普及を目指す内容として、セルフケアの7本柱があります。

①健康に関する正しい情報
②健診・検診の受診
③衛生管理・口腔ケア
④禁煙
⑤適度な運動・睡眠
⑥適切な食生活
⑦OTC医薬品の適切な使用

これらは一人一人が意識をして取り組むことが大前提ですが、そのためのサポート体制が整えられてこその7本柱となります。

3.薬局との関わり

薬局やドラッグストアが生活者のセルフケアに関わるのは主に以下の2つになると思います

①健康に関する正しい情報
生活者が健康に関する相談をし、正しい情報を得られる場として薬局が機能することは、一つのセルフケアのサポートになります。

②OTC医薬品の適切な使用
生活者自身がOTC医薬品による手当てができるよう、医薬品の知識を用いて選択のサポートをする必要があります。

上記に加えて、セルフケアの7本柱は生活者の主体的な健康の維持・増進であるため、健康サポート薬局は最も密接に関わる薬局ということになると思います。

4.まとめ

今回はセルフメディケーションの日についてまとめてみました。
日付に関係なくセルフケアは常に必要ですが、その中心に7月24日があり、生活者のサポートをしつつ、自分自身も健康を維持していきたいですね。
公式サイトには過去のシンポジウムの報告書があり、セルフケアに関わる興味深い研究がいくつも紹介されていますので、おすすめです。

【セルフメディケーションの日】公式サイト

それではまた。ズーでした。